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モンテッソーリ教育

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今話題の「モンテッソーリ教育」

YouTuberの方なども紹介しているモンテッソーリ教育ですが「モンテッソーリ教育」とはどういう教育なのでしょうか

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モンテッソーリ教育を知っていますか?

すでにモンテッソーリ教育について知っている方もいれば、初めて聞いた!という方もいると思います。

モンテッソーリ教育は、今から約110年前にイタリアで、マリア・モンテッソーリという女性医師によって子どもを観察することで築き上げられた教育方法です。

皆さんは、モンテッソーリ教育にどんな印象をお持ちでしょうか?

モンテッソーリ教育を受けた人物に優秀な方が多いこともあって、モンテッソーリ教育に対して「早期教育」「英才教育」などの印象をお持ちの方も少なくないかもしれません。

・藤井聡太

・ビル・ゲイツ

・ラリー・ペイジ

・マーク・ザッカーバーグ

・ジェフ・ベゾス

・バラク・オバマ

・トーマス・エジソン

などみなさんがよく知るこのような人物達もモンテッソーリ教育を受けてきた人々です。

モンテッソーリ教育を受けてきた子どもには頭脳が優秀で実績を残してきた方が多いです。

しかし、勘違いしてほしくないのはモンテッソーリ教育は、決して「天才を育てる」

だとか

「子どもの知能を伸ばす」

ことを目的とした教育方法ではありません。

子どもの発達の特徴や原理を理解し、適切な環境を用意して、必要な教育をし、子どもが自ら育っていくのをお手伝いする教育方法なのです。

そして、モンテッソーリ教育は、「子どもを尊重して信じる」ことを基盤として理論や方法が築き上げられているのです。

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モンテッソーリ教育がおすすめの理由

モンテッソーリ教育を取り入れることをおすすめする理由は、大きく分けて二つあります。

  • 子どもが生きる力を獲得できる
  • 大人自身も子育てをしながら大きく成長できる

ひとつずつ説明していきます。

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①    子どもが「生きる力」を獲得できる

子育てにモンテッソーリ教育の考え方を取り入れることをおすすめする一つ目の理由は、子どもがこれからの人生で生涯使う

「生きる力」

を獲得できるからです。

モンテッソーリ教育は、子どもの発達原理がベースにあるため、考え方がすべて「子ども」の姿から出発しています。

そのため、人間としての自然な要求があるがままに叶えられ、子どもに負荷をかけることなく、成長期のベストなタイミングで、心や身体を育むことができるのです。

そして、「大人が子どもを育てる」のではなく、子どもを一人の人間として対等に捉え、「子どもが自ら発達していくのを手伝う」ことを大人の役割としています。

それゆえ、子どもは自由が保証された中で、主体的に自らを発達させていくことができ、様々な物事に能動的にかかわることができます。

子どもはそのようなかかわりや環境の中で過ごすことで、

「できた!」

という満足感や有能感、自己選択する力、主体性、できなくても諦めない粘り強さ、問題に気づき解決する能力、物事に取り組む集中力などを獲得していくことができます。

また、一人の人格ある人間として日々接してもらうことで、

「自分はそのように接してもらうに値するんだ」

という自尊感情や、いつもポジティブに見てもらうことで感じる自己肯定感なども育まれていきます。

これらは、一見数字には表れず、見逃されてしまう力かもしれません。

しかし、このような力は、これから長い人生を人間として生きていくために必要な力であり、人生を豊かにしてくれる力です。

このような、ぱっと見ではわからない力。

でも、これこそが「生きる力」として子どもの中に根付いていく力です。

そして、モンテッソーリ教育は、この人間として必要な「生きる力」を育むことができる方法なのです。

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②    大人自身も大きく成長できる

子育てにモンテッソーリ教育の考え方を取り入れることをおすすめする二つ目の理由は、子どもの育ちを助けているようで、実は大人自身が大きく成長できるからということです。

先ほど「子どもを信じることが大切」というお話をしました。

子どもを尊重して一人の人間としてかかわるには、大人の思い通りにいかないこと、感情的になりそうなときに、自らの感情をコントロールする「忍耐力」が必要になることが多くあります。

子育てをしていると、そのような忍耐が求められる場面を何度も経験する中で、自分が苦手としていることや、自分の弱い部分に直面し、自分自身と真っ向から向き合う機会がたくさん巡ってきます。

ときにそれが辛くなったり、苦しくなったりすることがあるかもしれません。

しかし、それらに向き合い、乗り越える度に、自分の内面が磨かれ、結果として成長していくことができるのです。

また、「子どもを尊重して信じる」という相手にリスペクトを持ったかかわりを日頃から意識することで、気づくとそれは、「子ども」だけでなく、パートナーや家族、友人や仕事仲間など自分の周りにいる人へのかかわりにも変化をもたらします。

すると、夫婦関係や友人関係が良くなったり、自分が大切にしていきたいことが浮き彫りになったり、自分に対して「尊重してくれている相手」が明確になったりと、自分の周りの人間関係を、より心地のいいものにすることに繋がっていくのです。

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「手出し口出ししない」が習慣に

この本でお伝えするモンテッソーリ教育の考え方を子育てに取り入れると、

「子どもとかかわるってこんな忍耐が必要なのか」

と感じることがあるかもしれません。

子どもが誕生して、わが子が何かを「自分でやろう」とする姿を見て、手出し口出しをしたくなる場面はたくさんあると思います。

「違うよ!」

と言って直接直してしまうのは簡単です。

しかし、いかに子どもが自分で気づき、自己訂正することができるか。

そちらのほうが子どもにとって遥かに価値のある機会です。

そこで、大人が手出し口出しすることを我慢する必要が出てきます。

最初は、言いたいのを我慢するあまりに身体がウズウズして仕方がないと思います。

しかし、

「言いたい!」

という自分の感情をコントロールして言わずに見守ることができたときは、

「よく我慢した!」

と自分を褒めていきましょう。

そのようなことを繰り返すうちに、手出し口出しをしないことが習慣となっていき、次第に「言いたい」とすら感じなくなると思います。

また、そのうち自分の感情を俯瞰してコントロールする力も高まり、育児中に思いがけない事態が起きても、感情が高ぶることがほとんどなくなると思います。

これは一人だったら決してできることではなく、モンテッソーリ教育の考え方に触れながら、わが子に向き合うことで、結果として自分に向き合ったからこそ、感じられることでしょう。

そして、

「子どもを尊重して信じる」

ことで、自分の周りにいる人に対してのリスペクトもさらに深まり、人間関係がより自分の心地のいいものになった気がするでしょう。

毎時間、毎分、毎秒、もうすごい速さで成長する子どもと共に、私たち大人も成長していくことができたら、そんな素敵なことはないですよね!

こんな風に、子育てを通してモンテッソーリ教育のエッセンスを自分の中に取り入れていくうちに、自分自身が変わっていくことができるという点が、モンテッソーリ教育の考え方を子育てに取り入れていただきたい、もう一つの理由です。

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