否定的なことを言わない、失敗をしても怒らない
お子さんがトイレを嫌がるときは、どうしたらよいでしょう。
じつは、トイレを嫌がるのは、無理強いしたり、
「うんちが汚い」
といった否定的な言葉を大人が使っているのが原因の一つです。
さらに、失敗して親から怒られたりすると、
「トイレ=嫌な場所」
になってしまいます。
トイレの訓練中は、なるべく怒らないようにしましょう。
トイレットトレーニングは、何度も失敗をして学ぶものです。
失敗しても根気強く、
「トイレに行きたくなったら声かけてね」
と伝えましょう。
「したくなったらトイレにいけばいいんだ」
と素直に思えれば、子どもは、
「あ、トイレだ」
「いきたくなった」
と言い、気がついたらトイレに行くようになります。
尿が出る→パンツが濡れる→濡れて気持ちが悪い→「つめたくなった。きもちわるい」と感じる→「あ、トイレにいったほうがいいんだ」と思う、という流れで実感できるようになるのです。
その経験をしないで、おむつからすぐトイレに座るというのはなかなか難しいことです。
トイレに座らせる前、おまるを使用するのも方法の一つです。
おまるは、トイレと違い段差が少なく、すぐ座ることができます。
尿意を感じておまるに座ることが自分でできたら、今度は大人用の便座に乗せられるおまるに替えてあげて、
「じゃあ、大きくなったから、今度はこっちでしようね」
とステップアップさせましょう。
とくに0~3歳の間は、おまるがいいかもしれません。
ちなみにおむつを取るタイミングは、夏場がおすすめです。
薄着で着脱も簡単ですし、洗濯物も早く乾きます。
コメント