水遊び、泥遊びは子どもに大切なものがいっぱい
水遊びと泥遊びは、子どもが健やかに育つための重要な通過点です。
なぜなら、水遊び、泥遊びは子ども自身が自由にコントロールできるものだからです。
子どもは想像力を働かせて水遊びや泥遊びをします。
ですから、泥や粘土などを身体や手で感じ、頭を使ってクリエイティブに遊ぶのはとてもいいことです。
子どもたちは、砂場でよく砂に水を加えてドロドロにします。
その遊びには、重たさ、冷たさなどの温度、力の加減で泥の形が変わるといった感覚がすべて詰まっています。
そういった積み重ねによって、脳が育まれていくのではないでしょうか。
砂場は、何人かで遊ぶことが多いので、社会性も身につきます。
ある子が一生懸命に砂でトンネルを作っているとき、
「ようやくできたな」
と思った瞬間に、小さな子が足を入れて壊してしまったり、違う子が水をかけて崩してしまったり…
といった体験を通して社会性が育つのです。
中には、ドロドロの感覚を嫌がる子もいるでしょう。
でも、子どものときはむしろドロドロの感覚を経験したほうがいいのです。
手について汚いからといってすぐ洗い流すのではなくて、汚くても遊ぶ。
ドロドロだけど、楽しいから遊ぶことで、学べることがいっぱいあります。
このように、いろいろな感覚を通していろいろな経験をすることは、小さな時期には本当に大切にしたいものです。
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