まず、子どもに共感する
誰かに共感してもらえると、
「あ、わかってくれているんだ」
という気持ちになりませんか?
子どもも同じで、共感してあげると、安心して落ち着きます。
泣く子には、まず「そうだね」と共感しましょう。
泣いている理由を言葉にしてあげるのも、1つの手です。
気持ちを整理してあげるのです。
泣きやませようとして何かするのではなく、そこに寄り添うことが一番大事なことです。
話を「聴く」「共感する」ことは、気持ちを伝えることの大切さを子どもに教えることにもなります。
子どもが話すことを、周りの大人が注意深く聴く。
「それは○○だったんだね」と共感する。
結論を出すのではなくて、
「そうだったんだね」
「つらかったね」
「楽しかったね」
と共感する。
これは、子どもが自分の気持ちを相手に伝えることの大切さを経験できる機会です。
親が共感する姿勢で話を聴くことで、子どもの心に響くのです。
自分の思いを話して共感してくれる人がいれば、子どもは自分を信じる気持ち、自分の人生を肯定する気持ちを身につけることができます。
それには、まず身近な両親からです。
心を込めて、目と耳を向けて、わが子の話を聴いてあげましょう。
注意したいのは、話を聴いている親が先回りして
「それってこういうことだから、こうじゃないの?」
と結論を言ってしまうことです。
子どもは結論を望んでいません。
ぜひ共感してあげましょう。
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